きもの文化検定3級をCBT方式で受験してきた体験レポ。勉強方法から試験の流れまで紹介!

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こんにちは、しらうめねずです。

この記事では、きもの文化検定3級を受けるにあたっての申し込みや勉強、試験当日のことについて体験レポートを綴っています。

この記事はこんな人におススメ
  • きもの文化検定を受けようと思っている
  • CBT受験の方法やどんな流れかを知りたい
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3級を受けるに至ったきっかけ

きもの文化検定の4・5級は3年ほど前に受験して取得していました。

その時から着物関係の仕事をしていたわけでなく、する予定も無かったのですが、なんとなく着物について基礎知識を勉強しておきたいという気持ちがありました。

勉強したいだけなら受験する必要もないのですが、なにか目的があった方が勉強もしやすいだろうと思い、きもの文化検定の4・5級に申し込みをしました。

CBTでも出来るのですが、「受験会場に行って受験をする」という、試験特有のあのドキドキ感を久しぶりに味わいたくて、会場試験を選択しました。

無事に合格出来て、3級を受けようかなーと思っていたのですが、「きもののたのしみ」をパラパラめくって、

しらうめねず
しらうめねず

産地とか製法とか、無理・・・!

となり、仕事の忙しさにかまけて放置していたのです。

それから時間余裕が少し出てきて、こうして着物に関するブログも書くようになったので、「もう一度基礎知識を確認し、きものについてもっと知っておこう!、と重い腰を上げたのでした。

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CBTの申し込みをする

前回は試験の空気感を味わいたくて会場試験を選択しましたが、今回は11月まで待てなかったのでCBT試験を選択しました。

きもの文化検定では、5・4級3級のみCBT方式で365日いつでも受験できます。

上記リンクからCBT申し込みページへ行き、会員登録をします。

申し込みをしたい級を選んだら地域・都道府県・日程を選択し、希望するテストセンターと時間を選びます。

しらうめねず
しらうめねず

満席になっているところも結構ありました!

希望の場所と日時が決まっていたら早めに申し込みしておきましょう

申し込みが終わると申し込み完了のお知らせというメールが送られてきます。

メールには申込内容や当日の持ち物、受験までの流れなどが記載されています。

試験日の3日前まででしたら予約の変更やキャンセルも可能です。(キャンセル手数料がかかります)

しらうめねず
しらうめねず

私は時間の変更をしました

結構簡単にできました!

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勉強方法

5・4級範囲の復習

4級を取ってから3年ほど間が空いてしまっていたので、5・4級の範囲の復習をしました。

以前は試験会場で受験していて、その時の試験問題と解答を持っていたのでそちらを見て記憶があやふやになっている分野を確認し、公式テキストの「きものの基本」を読み直しました。

最初ノートにまとめたりもしてみましたが、時間がかかるのですぐやめてひたすら読み込んでいました

試験問題はテキストのまま出るのですが、かなり細かいところまで出てきます

文章の中でさらっと書かれた単語や、写真の下の小さな説明文まで。

とにかくすみずみまで読みました。

問題集を買う

5・4級の範囲は大丈夫そうになった所で3級の勉強に移るのですが、困ったことに3級の過去問や練習問題がどこにもありませんでした。

検定公式サイトにも、5・4級と2級、1級は少し練習問題があるのに3級だけ無いんですよね…

ちょっと心配になったので問題集を購入。

公式サイトに記載されている通り、郵便局備え付けの払込取扱票に必要事項を記載し払込手続きを行います。

1週間くらいで問題集が届きました。

早速3級の過去問を一通り解いてみました。

3級から試験範囲になる、公式教本「きもののたのしみ」の勉強をほぼしていなかったので点数は6割弱。

歴史に関しては元々歴史好きなのもあって何となくわかるとこが多かったのですが、産地や染め織りの技法に関してはちんぷんかんぷんで全然出来てませんでした。

しらうめねず
しらうめねず

この県名産の〇〇は〇〇という技法で・・・みたいな問題です

そこから解いた過去問一つ一つ、テキストの該当箇所を読み正解でない選択肢もなぜこれは違うのかをちゃんと分かるようにしました。

問題集は、解答とテキストの該当ページが載ってるだけで解説がほぼないのが不親切でしたが、おかげでテキストから該当箇所を探して読み込む癖はつけられました。

100問やり終わったら公式教本の「きもののたのしみ」を最初から最後まですみずみまで読み込み、これを2周しました。

しらうめねず
しらうめねず

読んでいるうちに、なんとなくここ出そうかな?という箇所がわかってきました

テスト前日にはもう一度過去問を解いて自信をつけ、また間違えた苦手な部分はもう一度テキストを読んでました。

試験当日の流れ

テストセンターへゆく

都内の駅前のテストセンターを予約しました。

申し込み後送られてきたメールに15分〜30分前に受付に来るよう指示があったので、30分弱前に着くように家を出ました。

持ち物は身分証明書のみ

テストセンターで勉強するスペースはないと、テストセンターのクチコミにあり、道中の電車も短時間だったのでテキスト類は持っていきませんでした。

駅の出口を間違えたりして20分前くらいに到着でした。

入ると直ぐに受付があって、受付の方予約の時間と名前を伝えます。

受付さん
受付さん

お時間とお名前を教えてください

しらうめねず
しらうめねず

〇〇時に予約している、しらうめねずです!

すると予約を照合して『きもの文化検定の3級ですね』と確認され、身分証明書を提示します。

身分証明書は試験によって違う物もあるようですが、きもの文化検定は運転免許証マイナンバーカードで大丈夫です。

その後試験に関する注意事項が書かれた紙を読んで同意のサインをします。

ロッカーに荷物を全て預け、渡された番号札と免許証だけ持ち準備が出来たら指定された椅子に座りました。

しらうめねず
しらうめねず

テストセンターによるかもですが、この時トイレにも行けました。

助かった〜

すると、待機場所で先程サインした注意事項が書かれた紙とメモ用紙、テストが終わったあとの流れが記載された案内用紙が入ったファイルを渡され、パソコンで試験始めるにあたっての操作方法の説明を受けました。

その後試験会場に入室し、案内してもらって指定されたパソコンに座ります。

試験会場はパソコンがずらりと並んでおり、小さな仕切りで区切られています。

しらうめねず
しらうめねず

図書室やハローワークのパソコンみたいな感じです

防音用に何にも繋がれていないヘッドホンもありました。(付けてみたけど結構重かったので外してました)

平日にもかかわらず他にも試験を受けている方は結構いて、クリック音やちょっとした物音などは聞こえますが静かです。

説明された通り操作し、渡されたIDとパスワードを入力すると自分の名前と受ける試験の名前がでます。

最初はチュートリアルページを見てから、試験スタート。

右上に残り時間が表示され、1問ずつ解いていきます。

試験開始

3級は4択問題が100題出題されます。

私は2023年の過去問のみ解いていましたが、割と過去問と全くおなじ問題が出てきました

何年か過去問を持っていたら大分楽だと思います。

割と想定通りの問題が出たのでするすると解けました。

しらうめねず
しらうめねず

ここ出そうだな~と思っていたところがドンピシャで出てうれしかった!

パっと分からない問題も4択問題なので、選択肢をよーく読んで1つ仲間はずれの選択肢を見つけられれば解けるものもありました。

20分ぐらいで解き終わり、また一から見直します。

後で見るボタン」を押しておくと、あとから見返す時すぐわかるようになっていて便利でした。

30分くらいで見直しも終わり、分からない問題もいくつかありましたが9割点数を取れてる自信はあったし考えても仕方なさそうなので右上の試験終了ボタンをクリック。

クリックすると即「合格」の文字と自分の点数が出てきました。

本当にすぐに出てくるのでビックリしました。

しらうめねず
しらうめねず

余韻とか無い・・・笑

終わったあとの操作は事前にいただいていた案内用紙に書いてあるのでその通りに操作し、結果レポートを印刷するボタンをクリック、ログアウトしたら荷物を持って試験会場から出ます。

受付に手持ちのファイル、番号札と身分証明書を渡すと先程画面に出た結果レポートを貰えます。

実際のレポート。感触的に自信のない問題ほぼ間違ってたっぽい

残念ながら問題や解答はもらえないので、このレポートと感触で「間違えたのあの問題かな・・・?」とあたりをつけるしかありません。復習しづらいのがちょっと残念ですね。

ファイルと番号札は回収されて終了。

ロッカーから荷物を取り出したら会場を後にして受験は終わりました。

合格証は後日送られてくるようです。

5月受験だと8月頃に郵送予定とのことでした。

過去問は必要?

結論から言うと

あったら楽だが3級までなら必須ではない

と思います。

私は学生時代から「まず過去問や練習問題を解く→出た問題周辺の知識を確認する」のサイクルで勉強するスタイルでしたので、過去問を買ったことで勉強が捗りました。

また、実際のテストでも過去問と全く同じ問題が結構あったので、過去問をやったおかげで楽に感じました。

ただ、3級のテストは公式教本からほぼ出ますのでテキストの内容をしっかりと覚えていれば解ける問題になります。

そのため過去問は必須でなく、きちんとテキストを読み込めば合格は可能です。

高価ですし買うのに手間もかかるので、そのコストを省きたい場合、買わなくても大丈夫だと思います。

ただ、問題をちらっと見ただけですが2級・1級試験の問題のレベルは非常に高く、2級以上を受けるには過去問や練習問題の重要度が高いように見えました。

3級だけでなく、それ以上の級にも挑戦するつもりのある方は、将来的に必要になると思うので買っておいたほうがいいように思います。

過去問を買っておいた方がいい人

  • コストをかけてでも確実に合格したい
  • なるべく早く楽に勉強したい
  • 2級以上を受けることを視野に入れている

このような方は買うのをお勧めします。

おわり

以上、きもの文化検定3級をCBT方式で受験した体験レポでした!

初めてCBT受験をしてみましたが、思っていたよりも申し込みも当日の受験方法も簡単で、これで本当に合格になったの・・・・?と不安になるレベルでした!

申し込みも受験もいつでも自由にできるのが本当にいいですね!

ただ、会場試験と違って問題と解答をもらえないのはちょっと残念でした。(会場試験の時は問題はその日に、回答は結果が送られてきた時にもらえます。)

ただその弱点を補って余りあるほど気軽に受けられるメリットがあると思うので、とりあえずすぐに試験を受けてみたい!会場が遠いので近くで受けたい!という方におススメです。

今回合格認定証が8月に送られてくるとのことなので、今年の会場試験の申込にも間に合うこととなりました。

これから忙しくなりそうなので、今年2級を受けようかまだちょっと考え中ですが、着物の勉強は楽しかったので勉強は続けていこうと思います!

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