着物の暑さ対策

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こんにちは、しらうめねずです。

この記事では、着物を着る時の暑さ対策についてまとめています。

この記事はこんな人におススメ
  • 暑い夏も着物を着たいと思っている
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導入 ~夏に着物は無理!?

はつね
はつね

最近暑くなってきた・・・着物もしばらくお休みかなあ

しらうめねず
しらうめねず

夏は着物着ないの?

はつね
はつね

去年は浴衣は着たけど、着物はどうすればいいかわからなくて着なかったよ~

暑すぎて夏は無理じゃない?

しらうめねず
しらうめねず

最近の暑さは異常ですからね・・・

夏はお休み!って割り切っちゃうのもいいけど、工夫すれば夏も着物を楽しめますよ♪

はつね
はつね

着る自信ないけど聞くだけ聞いてみようかな・・・

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暑さに強い「夏着物」ってどんなもの?

夏に着る着物は「単衣(ひとえ)」や「薄物(うすもの)」と呼ばれる、涼しさを考慮した仕立てや素材で作られています。

単衣(ひとえ)

裏地がない一枚仕立ての着物

6月9月が基本的な着用時期(地域や気候によって調整OK)。

しらうめねず
しらうめねず

私は5月とか10月にも普通に着ちゃいます。

気候に合わせて着て大丈夫!

薄物(うすもの)

絽(ろ)・紗(しゃ)・麻など、風通しの良い透け感のある生地。

一般に7月、8月に着るものとされていますが、気候により前後しても問題ありません。

しらうめねず
しらうめねず

最近の暑さは異常ですので、無理せず早めに着てOK!

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インナーの暑さ対策

着物の風通しを良くしても、中に着ている肌襦袢や裾除け、長襦袢の風通しが悪いと結局暑いまま。

そのため暑さ対策ではインナーの工夫も必要になります!

夏仕様の襦袢・肌着を着る

今、和装用のインナーは様々な種類のものがあり、中には夏に適した吸汗速乾素材であったり、接触冷感素材のものも多く販売されています。


接触冷感の肌襦袢

見えない部分ですが、快適さに大きく影響します。

長襦袢は夏用の絽や麻の生地のものを着用しましょう。


ちょっと高いけど麻が涼しくておススメ

しらうめねず
しらうめねず

私は長襦袢は夏仕様の「ひんやりき楽っくpremium」を使っています


夏向けに工夫された襦袢や肌着は数多くありますので、予算や好みに合わせて探してみてください!

肌着に冷感スプレーを吹きかける

暑さの酷い昨今では数多くの暑さ対策アイテムが登場しています。

その中の一つが「冷感スプレー


シャツなどの衣服にスプレーするとひんやりして涼しく感じるというモノ。

普段洋服の時に使っている方も多いのではないでしょうか。

しらうめねず
しらうめねず

私はこれを着物の時にも使っています!

肌襦袢にスプレーしておくと中がひんやりとして、若干暑さを和らげられます。

肌襦袢なら素材もガーゼや化繊ですのでスプレーによるダメージを気にする必要がありません。

着物はどうしても中に熱がこもりやすいもの。

肌着に冷感があるだけで体感温度がだいぶ変わります。

お持ちの方は是非お試しください。

においが着物に移ってしまう可能性もあるので、デリケートな着物の時は避けた方がいいかもしれません。

帯の暑さ対策

帯周りは重ねる布や物が多いため熱がこもり暑さの原因になりがち。

そのため帯周りの工夫も必要になります。

夏用の帯を使う

着物と同様、帯にも夏に適した素材で作られた夏用のものがあります。

絽(ろ)・紗(しゃ)・羅(ら)・麻など、風通しの良い透け感のある生地です。

通年仕様の帯よりも軽やかで風通しが良く涼しいですし、見た目も涼し気で夏着物に合います。

暑い日は夏用の帯を着用するとよいでしょう。

夏仕様の小物を使う

夏仕様のものは帯だけではありません。

帯板帯枕帯揚げ帯締めなど、帯周りの小物にも夏用のものが多く販売されています。


へちまは軽くて通気性が良くて暑さ対策に◎

はつね
はつね

こんな小さいところで変わるの~?

しらうめねず
しらうめねず

対策は掛け合わせ!

いろんなところの工夫が重なって大きな効果を生みますよ!

半幅帯や兵児帯で軽やかに結ぶ

こちらはそもそも小物を無くしてしまう作戦。

体に巻き付けるものが多いと熱がこもるので、帯枕や帯揚げのいらない帯結びを選べば、帯周りが軽くなります。

はつね
はつね

兵児帯って子供が浴衣の時に着るイメージだけど、大人が着物と合わせて着てもいいの?

しらうめねず
しらうめねず

最近は大人用の兵児帯もたくさんありますよ!

着物の素材や色柄との相性TPOを考えれば、着物と合わせても大丈夫です!

小物の対策

暑い夏の日の外出は、「日差しを避ける」か「風を通す」工夫をすると涼しく快適に過ごせます。

着物以外の小物でも工夫してみましょう。

日傘を差す

日傘は日焼け対策になるだけでなく、直射日光を避けられることで体感温度がだいぶ変わります。

おススメは「サマーシールド」生地が使われているもの!

遮熱性とUVカット機能が高く、より涼しく感じることが出来ます。


はつね
はつね

高性能な日傘によく使われている生地なんだね!

しらうめねず
しらうめねず

ちょっとお値段高くなるけど、涼しさが全然違いますよ!

扇子やうちわ、ハンディファンを使う

ここ数年でハンディファンが流行していますね!

お手頃な価格で買えるものから、冷たい風を送れるより高性能なものまで、様々なものがこの時期店頭に並びます。

はつね
はつね

そうそう、たくさんあって何を選んだらいいかわからなくなるよね

しらうめねず
しらうめねず

好きなものでいいと思うけど、着物の時は特に荷物を減らしたいので、軽量で薄いものがおススメ


薄いのでちょっとの間袂に入れておくことも

また、扇子うちわもおススメです。

使わない時に帯に差しておくことも出来ますし、着物の時に扇子やうちわで扇いでいる姿は見た目にも涼しげ。

顔に翳してちょっと日差しを遮ることも出来ます。

はつね
はつね

日本の夏って感じ!

しらうめねず
しらうめねず

よりコンパクトだし動力も必要ないから一本あると重宝しますよ♪

なるべく室内で過ごす

最近の夏は殺人的な暑さです。

対策をしっかりしても、暑いものは暑いですし熱中症のリスクは高いです。

しらうめねず
しらうめねず

でかけないのが一番

はつね
はつね

いやいや、それでも着物でおでかけしたいって話だったのでは!?

しらうめねず
しらうめねず

そういう時はでかけてもなるべく室内で過ごしましょう~!

美術館や水族館など、室内でも楽しめる場所はたくさんあります。

暑さが厳しい日は、出かけるにしてもなるべく空調の効いた室内で過ごすようにした方が、より快適で健康的に過ごせます。

しらうめねず
しらうめねず

外にいる時間を極力短くしましょう~

無理せず、自分のペースで楽しむことがいちばん

夏の着物は、工夫次第でとても快適に着られます。

とはいえ、無理せず、自分の体調と相談しながら楽しむことが何より大切です。

今日はちょっと暑いから、浴衣だけにしよう

着物の予定だったけどやっぱり洋服にしよう

これで全然いいんです。

着物のおでかけの一番の目的は、「きものでのお出かけを楽しむこと」。

無理をして辛い思いをしたり、体調を崩してしまったら本末転倒です。

しらうめねず
しらうめねず

無理だけはしないでくださいね!

まとめ

着物の暑さ対策
  • 夏着物を着よう
    • 単衣や薄物を着る。
    • 着る時期は決まっているが気候によって調整してOK
  • インナーの暑さ対策
    • 夏仕様のインナーを選ぶ
    • 冷感スプレーをインナーに使う
  • 帯の暑さ対策
    • 夏用の帯を使う
    • 夏仕様の小物を使う
    • 半幅帯や兵児帯も活用する
  • 小物の暑さ対策
    • 日傘を差す
    • 扇子・うちわ・ハンディファンで風を送る
  • なるべく室内で過ごそう
  • 無理はしないで楽しもう
はつね
はつね

家にあるものから取り入れてみようかな!

しらうめねず
しらうめねず

できそうな対策からやってみてくださいね!

おわり

以上、着物の暑さ対策をご紹介しました。

最近の日本の夏は本当に暑いですね!

私は暑がりなので、この時期は本当に億劫です。

それでも着物を着たくなってしまうのが、着物の魔力なのでしょうか。

着物=我慢、ではありません。今は素材も小物も選択肢がたくさんあります。

今日は暑いけど、着物を着たいな」と思ったとき、この記事が少しでもお役に立てたらうれしいです。

しらうめねず
しらうめねず

無理せず夏の着物を楽しみましょう♪

しらうめねず

独学で着付けや裁縫を覚えながら、着物のおしゃれを楽しんでいます。
このブログでは、着物に関するあれこれや、小物づくりの工夫などゆるやかに綴っています。

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