着物で観劇するときのマナーと注意点

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こんにちは、しらうめねずです。

この記事では、着物で歌舞伎や舞台など、観劇を楽しむ際に気を付けたいマナーやコーディネートのコツをご紹介しています。

この記事はこんな人におススメ
  • 着物で観劇する予定がある
  • いつか観劇してみたい
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導入 ~着物で観劇してみたい!

わかな
わかな

今度、初めて歌舞伎を観に行きます!

せっかくだから着物を着て行きたいんですけど・・・

しらうめねず
しらうめねず

着物で観劇、いいですね!

わかな
わかな

私のコーディネート浮かないかしら・・・

マナーとか大丈夫かしら・・・

しらうめねず
しらうめねず

知らない世界だと、余計不安になりますよねぇ

しらうめねず
しらうめねず

ある程度ポイントを押さえたら全然大丈夫ですから、確認してみましょう!

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着物で観劇する魅力 ~観劇は推しコーデの元祖!?

着物を着ておでかけを楽しんでいる方は、きっと多くの方が「着物を着て行くと楽しい!テンションが上がる!」という気持ちがあると思います。

だからこそ特別なおでかけの日はなおの事、「着物を着て行きたいな」と思われるのではないでしょうか。

わかな
わかな

歌舞伎って着物を着て行く方が多いイメージですよね

しらうめねず
しらうめねず

歌舞伎座で着物姿の方をよく見かけますねえ

なので着物で浮くことはありませんよ!

演目や役者さんにちなんだ柄や色を合わせるのも着物で観劇の粋な楽しみ方です。

江戸時代の頃には、役者が身に着けた文様が流行して着物や小物に取り入れたり、帯結びを真似たりしていました。

しらうめねず
しらうめねず

現代でもよく用いられる市松模様も歌舞伎役者の佐野川市松に由来しています

わかな
わかな

現代でいうキャラの概念コーデとか推しコーデ的なやつですね!

しらうめねず
しらうめねず

好きなものを取り入れたい、同じものを身につけたいって気持ちは昔から変わらないんですね~

せっかくの観劇ですから、このように演目や役者に合わせたリンクコーデを考えてみるのも楽しいでしょう。

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劇場での基本マナー(洋服と共通)

  • 携帯電話、スマートウォッチなどの電子端末の電源を切る
    • 音だけでなく光も気になる!
  • 私語や荷物音(ビニール袋の音など)に注意
  • 飲食はしない(映画館など飲食OKなものも指定のものを。音には気を付ける
  • 周りの人の視界を妨げない

これらは、着物に限らず観劇を楽しむために必要な基本マナーです。

観劇の魅力はその世界に入り込めること。

音や光はそれを妨害してしまいますので極力出さぬよう気を付けましょう。

しらうめねず
しらうめねず

最近映画でスマホいじり出す人とかスマートウォッチが光ってる人とか結構いてさぁ・・・

結構周りから見えてるからね!!

わかな
わかな

愚痴が多いな・・・

着物ならではの気をつけたいポイント

帯結びに注意

帯のボリュームが大きいと、背もたれにしっかりと寄り掛かることができず、少し浮かせて前かがみになる形になると思います。

この座り方、帯結びをつぶさないので電車に乗る時などは良いのですが、観劇ではNGになります。

なぜかというと、座席の関係上、前かがみになると後ろの席の人の視界を妨げてしまうのです!

そのため、観劇の際にはしっかりと背もたれによりかかり、後ろをぺたんこにします。

後ろがぺたんこになる帯結びをしよう

帯結びをぺたんこにすればしっかりと背もたれに寄り掛かることが出来ます。

  • かるた結び
  • 貝の口結
  • 吉弥結び
  • 浪人結び

など、半幅帯ではぺたんこになる帯結びが様々あります。

中でもかるた結びは結ぶのがとても簡単なのでおススメです。

観劇枕を活用しよう

わかな
わかな

このお気に入りの名古屋帯でお太鼓したいのですが・・・

しらうめねず
しらうめねず

そんな時は観劇枕を使ってみて!

観劇枕は、その名の通り観劇の時に適した帯枕です。


この帯枕はやわらかく、しっかりと背もたれによりかかることが出来、後ろの人の視界を妨げません。

低反発なので力を抜けば元通りになりますので、安心してぺたんこにして座ることが出来ます。

お太鼓結びをしたい方は是非こちらのアイテムを活用してください!

しらうめねず
しらうめねず

観劇のほかにも車の運転や長時間電車に乗る時にもおすすめ

わかな
わかな

一個持っておくと便利かもしれませんね!

髪型に注意

高い位置にお団子を作ったり、大きな髪飾りをつけてしまうと、これも後ろの人の視界を遮ってしまいます。

そのため、ロングヘアの方は出来るだけ低い位置でまとめ髪飾りは頭より上の位置にならないようにしましょう。

袂の扱いに注意

観劇に限ったことではありせんが、着物の長い袖の扱いには注意を払いましょう。

どこかにひっかけて袖が痛んでしまったら悲しいですし、周りのお客さんの顔や物にあたったりするとトラブルの元にもなります。

座席に座っているときは袖をたたんで膝の上にのせ、隣の席にはみでないよう気を付けましょう。

余裕を持った行動を

これは着物の時に限った話ではありませんが、着物だと洋服の時よりも俊敏に動くのは難しいもの。

洋服の時よりも、より時間をしっかり確認して余裕をもって行動しましょう!

開演直前のトイレは混みますので早めに済ませ、真ん中の方の席であれば早めに着席しておいた方がいいです。

しらうめねず
しらうめねず

せっかくの着物だし、余裕をもってエレガントに動きたいですね!

おすすめの着物コーディネート

  • 着物:小紋や紬など、着慣れたものを。公演によっては付け下げ等華やかなものがいいことも。
  • 半幅帯でぺたんこになる結びか、名古屋帯・袋帯で観劇枕を活用。
  • 草履:履きなれていて音が鳴らないもの。音が響く下駄は避ける
  • バッグ:座席に置きやすい小ぶりなものがおススメ。

まとめ

着物で観劇するときのマナーと注意点
  • 洋服でも共通の劇場マナー
    • 携帯電話、スマートウォッチなどの電子端末の電源を切る
    • 私語や荷物音(ビニール袋の音など)に注意
    • 飲食はしない(映画館など飲食OKなものも指定のものを。音には気を付ける。)
    • 周りの人の視界を妨げない
  • 着物ならではのマナー
    • 背もたれに寄り掛かれるよう帯結びに注意
      • ぺたんこになる結び方か、観劇枕を活用する
    • 髪型は低めにまとめ、後ろの人の視界を妨げないように
    • 袂が人や物に当たらないよう取り扱いに注意する
    • トイレや着席など、より時間に余裕をもって行動する。
  • 着物はTPOに合わせたコーディネートを
    • 公演にもよるので調べておく
    • 音が響く下駄は避ける

おわり

私は最近初めて能を観に行きました!

周りに着物の方もぽちぽち見かけ、飛び柄小紋に名古屋帯の比較的きっちりしたスタイルの方もいれば、小紋に半幅帯のカジュアルスタイルの方もいて、結構自由なんだなあと感じました。

作品をイメージしたコーディネートを組んだのですが、こういうのを考えている時間も楽しいですね。

しらうめねず
しらうめねず

チケットが取れた時からずっと考えてました!

着物での観劇は、ちょっとした気配りでぐっと快適で楽しいものになります。

おしゃれを楽しみながら、物語の世界に浸る時間は特別なものです。

是非、マナーに気を付けながら、着物での観劇をお楽しみください!

しらうめねず

独学で着付けや裁縫を覚えながら、着物のおしゃれを楽しんでいます。
このブログでは、着物に関するあれこれや、小物づくりの工夫などゆるやかに綴っています。

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