こんにちは、しらうめねずです。
この記事では、ビーズとパーツを丸カンで繋げてオリジナルの羽織紐を作っています。
- 自分で羽織紐を作りたい
- ハンドメイドが好き
羽織紐を作ろう
羽織を着る時に前で留める紐の羽織紐。
羽織にもともと共布でついているものもありますし、別個でいろいろな商品が販売されています。
紐タイプ |
ビーズタイプ |

リサイクル着物ショップではアンティークの羽織紐も比較的安価で購入できますね!
私はアンティーク羽織はその羽織専用のものを決めてつけっぱなしにすることも多いです。
しかし、このたびレース羽織を新調したのですがそれには羽織紐がついていませんでしたので、気軽にフックでつけられる羽織紐を作りたいと思います。
テグスでビーズを通して作る方法もあるのですが、今回は透かしパーツを入れたかったので丸カンで繋げていく形で作っていきます!
構想
貴和製作所さんでパーツ系を買うことが多いので、貴和製作所さんのHPの商品紹介やレシピのページを見ながらどんなのを作るか練りました。
今回はコチラの3番目のブレスレットのレシピを参考にしました。
図を描き、すでに持っているパーツを確認してから買い出しに行きます。


いきなり買い出しに行くと目移りしてどんなの作ろうか訳分からなくなること多いので・・・
羽織紐の端の乳にひっかける金具は、カニカンやクリップでも大丈夫です。
乳(ち)とは、羽織の衿の部分にある羽織紐をかけるための輪っかのことです。
クリップにしておくとストールクリップとしても使えて便利です。

今回はたぶん羽織紐としてしか使わないだろうと思ってフックにしました
必要材料

- パール×4
- ボールビーズ×8
- パーツ(今回は透かしパーツを2種類)
- 留め金具フック(カニカンやクリップでもOK)
- 丸カン
- 9ピン
- ヤットコ、ペンチ
作り方
9ピンにパールを通す
パールの両隣にボールビーズをつけたかったので9ピンに通して繋げます。

ボール・パール・ボールの順に通して・・・

付け根の所でピンを曲げて・・・

余分な長さをペンチでカットしたら、ヤットコでくるりと丸くなるように曲げます。

綺麗に曲げられず・・・難しい(汗)
これを4個作ります。
透かしパーツ、パールを丸カンで繋げる

各パーツを配置してみます。
最初はパールは左右1個ずつの構想でしたが、この時に長さが足りなくなるのに気づいて急遽パールを左右2つずつに変えました。

最初に長さもちゃんと考えておけばよかった・・・
各々を丸カンで繋げていきます。
完成!

完成です!
つくってみた感想

現代ものにもアンティーク着物にも似合う感じにできたと思います。
中心にドロップビーズなんかを垂らしても可愛いかもしれません。
販売されているパーツを丸カンで繋げただけなので、細かい作業に手間取りましたが、作り方自体はとても簡単でした!

ハンドメイドに慣れている方ならすごく簡単にできちゃうかも
同じ要領でチャイナボタンを使った羽織紐も作ってみました。

チャイナボタンの両端にパーツを繋げていっています。
真ん中は縫い付けたりしてないので、ボタンが外せる形に。

黒のレース羽織に合いそうな感じになりました。
チャイナ襟と合わせた中華風コーデも楽しそうです!
おわり
今回はビーズやパーツを繋げて羽織紐を作ってみました。
自分で作ると、自分の好きなデザインで作れるのがいいですし、長さを調整することも出来ます!
アンティーク羽織を着る時は裄を稼ぐために浅めに羽織るので、両衿の間が開いて羽織紐の長さが足りなくなることもあるのですが、長めに作っておけばそんなときも安心です。
作りたいデザインが浮かんでこないという方は、パーツ販売のお店はレシピも公開していることが多いので、レシピを色々とみてみるのがおススメです!

今度はビーズにテグスを通していく方法でも作ってみたいです!