こんにちは、しらうめねずです。
前回の記事で、ブローチを帯留めにする帯留め金具をご紹介しました。
この記事では帯留め金具を使わずに、ゴムを使ってブローチを帯留めとして使う方法をご紹介しています。
- ブローチを帯留めにしたい
- 帯留め金具を持っていない
- 帯留め金具とブローチの相性が悪く綺麗に付けられなかった
導入

前回金具を使ってブローチを帯留めにしましたけれど・・・使い方を工夫しても真正面を向かなかったのがありませんでした?

シシ神様のブローチですねー。
比較的傾きが小さかったとはいえ、どうつけても傾きがついちゃいましたね。



このブローチは真正面を向くようにつけることはできないのでしょうか・・・

これもやり方次第でできますよ!
金具の形状を選べばぴったりのものがありそうですけれど・・・
今回は金具を使わないでブローチを帯留めにする方法をご紹介します!
ゴムを使ってブローチを帯留めにする
必要材料
- ゴム

- ブローチ
- 帯締め(三部紐か平組)

通常帯留めをつける時帯締めは三部紐ですが、この方法なら平組のものでもできます
手順
帯締めにゴムをくくり付ける
帯締めにゴムを通します

ねじってもう一度帯締めに通し、∞の形になるようにします。

まだ緩いのでもう一度ねじって帯締めに通し、帯締めにゴムをくくりつけます。

ゴムはなるべく広げます。
まだ緩かったらもう一度ねじって帯締めに通してください。

あまりキツくし過ぎると移動できなくなるのでほどほどに
ゴムの所が大体真ん中に来るように移動させます。
このゴムの所がブローチを固定する土台になります。
帯締めを締めてブローチをつける
ブローチをつける前に帯締めを先に締めます。

ゴムが真ん中に来るように調節し、なるべく広げます。

ゴムの所に安全ピンを通します。

ブローチを上に持っていき、安全ピンを帯締めの上にひっかけます。
完成


綺麗に真正面を向いています!

ゴムなので金具も見えません

上から見てもぴったりとくっついています。
他のブローチの場合
他のブローチではどのような仕上がりになるでしょう。
帯留め金具の記事でも使用した、チューリップとひし形のブローチでもつけてみます。
チューリップ

真正面を向いて位置もいい感じ。
金具も見えません。
ひし形

こちらも真正面で位置もいい感じです。
デメリット

他の形状のブローチでも仕上がりいいし、これなら金具いらないのでは・・・?

そうとも言い切れません。
この方法には弱点があります
こちらのゴムで留める方法、身近なものでできるし手間もコストもほぼほぼかからないので良いのですが、デメリットがあります。
それは、安定感に欠けること。
ゴムなのでやわらかいですし、帯締めにひっかけている状態なので、ブローチが落ちてくる心配があります。



シシ神様は軽いし安全ピンが薄いから安定するけど・・・チューリップとひし形は重いし安全ピンも厚いからすぐ落ちちゃいます。

ここでもブローチによって得手不得手があるのですね・・・

チューリップとひし形はやっぱり金具を使うのがよさそうです
まとめ
- ゴム一本でブローチを帯締めにつけられる。
- 真正面を向き、金具が見える心配が無い。
- 落ちる心配があり、安定性に欠ける。
☞ブローチによっては金具の方が安定するので、使い分けが必要

重くて落ちちゃうものでも、金具が無い時の応急処置としていいと思います
おわり
以上、帯留め金具なしでブローチを帯留めにする方法をご紹介しました。
帯留めにしたいブローチがあるけど金具がまだ無いという方、金具との相性が良くなくて綺麗に付けられなかった方は是非一度お試しください。
ブローチを帯留めに使えると、お店でブローチを見るのも楽しくなります。
ブローチってあんまり使わないからって思っていたのに、ついつい買うようになってしまったり・・・。
しかし、それだけ帯留めの選択肢も広がるということです!
是非、コーディネートにブローチも選択肢に入れてみてくださいね!