着物でお出かけ、楽しい~!
でも・・・
どうしたの?
トイレ行きたいよ~!
い、行けばいいじゃない!
でもトイレ行ったら、せっかく綺麗に着たのに着崩れちゃうよ!
大丈夫!ちょっと気を付ければ全然着崩れませんから!
着物は着崩れちゃうからあんまりトイレに行けない・・・そう考えている方も多いと思います。
成人式の振袖のような重装備で大変なイメージが強いのでしょうか。
トイレに行かないために水分摂取を控えたりすると、暑い時期は脱水も心配です。
昔の人は普通に着物で生活していて、当然のことながら和式便所で用を足していました。
着物でも問題なく、トイレに行くことはできます。
今回は、着物のトイレ事情についてお話していきます!
和式と洋式
確かに昔の人はみんな着物で生活してたもんね・・・。
この文脈で行くと・・・着物だと和式の方がトイレしやすいのかな?
いや、普通に洋式の方がしやすいですよ
な、なんだ・・・
人によって得手不得手もあるでしょうが、現代人は和式より洋式の方が慣れていますので、着物でも洋式のほうがやりやすいです。
両方あるときは、洋式を選ぶことをお勧めします。
和式でも洋式でもやり方は変わりませんので、得意な方で。
和式の方が得意だわ!って人は和式の方がやりやすいと思います。
トイレの手順
じゃあさっそくやり方教えて!
まあ手順っていってもそんなに特殊なことはしてないんですけどね。
タイトロングスカートを三枚重ねて履いているみたいなもんですよ。
裾を上げる
長着→長襦袢→裾除けの順番に、裾を折りたたむように上げていきます。
この時めんどくさがらず一枚ずつ丁寧に上げていきましょう!
シワや着崩れの防止になります。
片手で裾を抑えながら下着をおろす
片手の肘から前腕を使って裾をぴったりと抑えながら、反対側の手で下着をおろします。
下着が帯のあたりまで深く履いているとおろせません。
下着は浅めに履いておいてくださいね!
裾を抑えたまま用を足す
裾を抑えた手は離さずそのまま用を足します。
大変だったらクリップで留めたり紐で縛ったりしてもOKです。
着物クリップはカバンに入れておくと何かと便利です。
下着、裾を戻す
裾除け→長襦袢→長着の順番に、一枚ずつ裾を戻す。
ダボつきが無いよう、丁寧に重ねる。
着崩れを直す
裾を折り上げたので多少の着崩れは起こってしまうもの。トイレから出る前に直す。
特に、おはしょりがぐちゃぐちゃになったり、帯のたれがめくりあがることが多いです。
鏡で後ろも確認しましょう!
おわり
意外にシンプルだね!スカートの時とそんなに変わらないんだ
その通り!
気を付けることは裾が汚れないようにする、シワや着崩れを防ぐことだから、洋服と考え方はいっしょなんです!
成人式の時のイメージが強くて、着物着たらトイレになかなか行けないイメージだったけど、全然そんなことないね!
トイレの回数とか気にせず、水分も十分にとってお出かけ楽しんでくださいね!
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