今年は思い切って浴衣を買っちゃった!でも、着た後ってどうすればいいの?
大丈夫!自宅でも簡単に洗えますよ!
せっかく買った浴衣、どうせなら他の機会や来年の夏にまた着たいですよね。
汗もかいてるし、洗濯してきちんとお手入れしてから仕舞いたいもの。
今回は、浴衣を着た後どうしたらいいかわからない!という方に向けて、浴衣のお手入れ方法をご紹介していきます!
脱いだ後
花火大会疲れた~、このまま寝ちゃおう!
気持ちはわかるけど、ちょっと待って!
慣れない浴衣を着ていたら、いつもより疲れるもの。浴衣は脱ぎ捨てて早く寝たいですよね。
しかし、そこはちょっと我慢してください!
脱ぎ捨ててぐしゃっとなったまま置いておいたら、シワになってしまいます!
干す
即洗濯する、というわけでなければ、まずは干しましょう。
着た直後の浴衣には体温が伝わって熱がこもっています。
干して熱を冷まし、含んでしまった汗も乾燥させましょう。
着物用のハンガーなんて、もってないけど・・・
普通のハンガーでも大丈夫!
着物用のハンガーというのが存在します。
棒が長く伸びて、両袖まで直線に伸ばして干せるアイテムです。
もちろんこれが一番シワも出来づらいし乾くのが早いし良いのですが、ちょっと干すくらいなら普通の洋服用のハンガーで事足ります。
直射日光の当たらない室内で陰干ししましょう。
帯や腰ひもも物干し竿にひっかけて干しておきましょう!
浴衣を洗う
この夏の時期に着るので、どうしても浴衣に汗はついてしまうもの。
またすぐに着る機会があれば干して仕舞ってもいいですが、来年までもう着ないのであれば、洗濯をしておいた方が安心です。
クリーニングに出す
呉服屋さんの浴衣クリーニングを利用したり、今の時期ですと町の普通のクリーニング屋さんでも浴衣洗えますと標榜しているところも多くあります。
そういったクリーニングサービスを利用すると楽だし間違いないです。
家で洗濯する
浴衣揃えるのにお金使っちゃったからなるべくお金かけたくないなぁ・・・
大丈夫!浴衣は自宅でも洗えますよ!
浴衣は多くが綿でできているもの。
なので、自宅で洗えることがほとんどです!
手洗いだと丁寧ですが、洗濯機でも洗えますよ!
浴衣をたたんでネットに入れる
浴衣をたたみます。
「本畳み」か、「袖畳み」でもいと思います。
畳んだら洗濯用ネットに入れます。
着物用の洗濯ネットが一番望ましいです。
木綿の着物など自宅で洗える着物もこれで洗えてしまうので、自宅で浴衣や着物を洗いたい人にはとても便利です。
でも私着物持ってないし・・・浴衣も年に一回くらいしか着ないからなぁ・・・
それなら普通の洗濯ネットでも大丈夫ですよ!
普通の洗濯ネットを使う際は、なるべくクッション性があり、畳んだサイズにピッタリなものを選んでください。
洗濯にかける
洗剤はおしゃれ着用洗剤を使用します。
洗濯機で洗うときは手洗いモードやドライモードで洗います。
色移り防止のため、他の洋服類と一緒にせず、単独で洗った方がいいです。
私は最悪色移りしてもいい和装下着類なんかはいっしょに洗っちゃいます。
手洗いで洗うときは、桶にぬるま湯をはり、押し洗いしてください。
洗い終わったら絞らず、タオルで挟んで水気を取ります。
干す
洗濯が終わったら干して乾かします。
洗った後は濡れていて重みがありますので、この時は普通のハンガーでなく、着物用ハンガーで広げて干すのが望ましいです。
結局着物用ハンガー必要なんじゃん!
まあまあ、工夫すれば専用ハンガーなくても干せますよ!
着物用ハンガーを使わなくても、同じように広げて干すことは可能です。
物干し竿に直接袖を差し込んだり、つっぱり棒を差し込んでフックでひっかけると、着物用ハンガーと同じように広げて干すことができます!
物干し竿に直接差し込んで干すのは昔ながらのやり方ですね
直射日光の当たらない、風通しのいいところで干してしっかりと乾かしましょう。
畳んでしまう
浴衣は畳んだら畳紙に包み湿気のこもらないところに保管しましょう。
た、畳紙・・・?なに・・・?
畳紙は着物を保管するときに使う収納用の紙で、湿気を吸ってくれて保管に適してるんですよ
また専用道具出てきた!そんなの持ってないよ!
まあまあ、これもなくてもなんとかなりますから・・・
もちろんベストは畳紙に包むことですが、浴衣なら買うときについてこないことが多いですし、わざわざ買うのも大変ですね。
着物を何着か持っている私ですが、一枚一枚全部畳紙に包んでいません。
全部包んでたら畳紙揃えるお金もかかるし出すのも面倒だしどの着物がどこにあるかわかりづらいし・・・。
畳紙の利点は吸湿性にあり、カビを防いでくれるのが優れている点です。
また、ほこりをかぶるのを防いでくれ、紙と紐で固定するのでしわも出来づらいです。
なので、正絹(シルク)の着物の保管には間違いなくあった方がよいのですが、そこまで繊細でない素材の浴衣くらいなら無くても大丈夫。
この辺は個人の好みの問題ですので予算や収納場所と相談して決めてください。
うちのクローゼットに平積みできるスペースないなぁ・・・
畳んだ状態でハンガーにひっかけてもいいですよ!
おわり
以上、浴衣のお手入れ方法をご紹介しました!
浴衣の良さはなんといっても和装の中でダントツに敷居が低いこと。
それは買いやすさ、着やすさだけでもなくお手入れも同様です。
洋服に比べると少し手間はかかるかもしれませんが、お手入れをきちんとすれば長く着られます。
せっかく買った浴衣、ぜひ大切にお手入れして長く沢山着てください!